田中一生「追想のユーゴスラヴィア」

著者:田中一生(たなか かずお) ─世界史研究所 編


発行:かりん舎



A5判変形/(縦200×横148mm)
ガンダレ製本/カラーグラビア8ページ/本文:288ページ 
ISBN 978-4-902591-41-5 C0022  



ユーゴスラヴィア研究のパイオニア 田中一生からの伝言

ヨーロッパはバルカン半島に、かつてユーゴスラヴィアという国が存在した。その国に魅せられて、1960年代に留学。

それから約半世紀、その後のユーゴ解体のプロセスも含め、バルカンを基点に、在野から広い視野で世界を見つづけた田中一生(たなか かずお/1935~2007)。その後のバルカン地域の歴史や文化、文学や芸術を志す者の前には、常に田中一生がいた。東西世界の狭間にあって多様な民族・言語・文化・宗教を内に抱えこみ、「ヨーロッパの火薬庫」とも言われたバルカンの地──そこに暮らす人々の、生活の基層をなす文化に対する深い洞察から、混迷のいまを生きる私たちは何を読みとるか……

前著『バルカンの心──ユーゴスラヴィアと私』(彩流社 2007)に未収録の論考、エッセイ、映画評論等31編を収める


第1部 ドブロヴニクと中世バルカン
第2部  アンドリッチとその時代
第3部 ユーゴスラヴィアの芸術世界
第4部 ユーゴスラヴィアを想う
追 悼 田中一生




価格:2,200

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