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2023年8月30日発売です。
発行:ナキウサギふぁんくらぶ
発売:かりん舎
2023年5月26日発売です。
発行:ラポロアイヌネイション/北大開示文書研究会
近代とともに明治政府は蝦夷島を北海道と名称変更して大量の和人を送り込みました。支配を確立した政府はそれまでアイヌが自由に行ってきたサケの捕獲を一方的に禁止し、サケを奪われたアイヌは塗炭の苦しみを経験しなければなりませんでした。ラポロアイヌネイションは、近代日本の植民地政策によって奪われた浦幌十勝川河口でのサケの捕獲権を、先住権の行使として回復したいと主張して裁判を始めたのです。
アイヌの自覚的な先住権を求めるたたかいはこうして始まりました。北海道が明治政府の支配による入植植民地であり、アイヌの人々への抑圧と収奪によって成り立ってきたことを、植民者である和人はなかなか自覚できないできました。アイヌ先住権を学び、応援することで、和人は自分たちの立ち位置をようやく理解する入口に差し掛かったのです。
[刊行にあたって──北大開示文書研究会 共同代表 殿平善彦]
2021年6月1日好評発売中です。
太平洋をはさんで、サケと共に生きてきたサーモンピープル──その西のアイヌが、はるか対岸の北米インディアンを訪ねて学び、きざした思いとは
自分たちも川でサケを獲りたい…
自分たちの川を取り戻したい…
そして2020年夏、彼らはアイヌ先住権回復をめざして裁判に踏み出します
日本の先住民族であるアイヌ民族に経済的な漁業権を含めた先住権があることは、北海道島におけるアイヌ民族の歴史が明確に示しています。…ラポロアイヌネイションとしての運動が、アイヌ民族の先住権の回復に大きく寄与する一歩となることを期待せずにいられません。そしてその取組みは、長期的にはSDGs(持続可能な開発目標)と結びついた、地球社会が取組むべき世代を超えた課題でもあるのです。
[北海道大学アイヌ・先住民研究センター長 加藤博文──本文より]
なりたい〈せんせい〉になる
学びのABC
教育・保育テキスト&ノート
文・絵 阿部宏行
2023年3月26日発行
2022年9月9日発売
著者 花房葉子
発行 ギャラリーあまりや
2021年12月10日発売
文:谷口 彩子 ブログ:谷口 顕一郎
発行:かりん舎
2022年5月24日発売
え・ぶん こばやしたけし
2022年2月22日発売
さく:アイリス・ニック・クロウ え:せなげ
2021年10月11日好評発売中です。
著:遠州まさき
著者:田中一生(たなか かずお) ──世界史研究所 編
ユーゴスラヴィア研究のパイオニア 田中一生からの伝言
ヨーロッパはバルカン半島に、かつてユーゴスラヴィアという国が存在した。その国に魅せられて、1960年代に留学。
それから約半世紀、その後のユーゴ解体のプロセスも含め、バルカンを基点に、在野から広い視野で世界を見つづけた田中一生(たなか かずお/1935~2007)。その後のバルカン地域の歴史や文化、文学や芸術を志す者の前には、常に田中一生がいた。東西世界の狭間にあって多様な民族・言語・文化・宗教を内に抱えこみ、「ヨーロッパの火薬庫」とも言われたバルカンの地──そこに暮らす人々の、生活の基層をなす文化に対する深い洞察から、混迷のいまを生きる私たちは何を読みとるか……
著者:楠 順一
若者と学んだ「監獄のまち 月形」の歴史
西欧をモデルとする「近代国家」を目指す明治日本で、国家機関の集治監が、なぜ未開の地・北海道月形に置かれたのか…、またその役割は…?
幕末~明治維新の激動の時代、さまざまなバックグラウンドを持ちながら樺戸集治監(月形)を訪れ、それぞれの役割を担い、生き抜いてきた集治監に関わった人々や出来事をテーマに、北海道や日本の歴史とのつながりを紐解いていきます。
(カテゴリー内 : 18点)